ろうきんでの借り入れは審査がどこよりも厳しいのはなぜ?

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ろうきんとは労働金庫の愛称であり、労働金庫法を根拠として業務を行う金融機関です。堅実で敷居が高く、安定した収入のある公務員や上場企業の社員が利用しているという一般的なメージが形成されており、実際に借り入れの審査においては他の金融機関とは別格の厳しさがあります。
そもそもろうきんは営利企業である銀行とは違い、非営利組織として運営されており、当初は利用できるのは労働組合の組合員に限られていました。労働組合は公務員の他には比較的規模の大きな企業にしか設置されていないケースが多く、労働組合を持たない中小企業の社員や自営業者は利用しにくいものでした。現在は取引条件が緩和されており、基本的には勤労者であれば利用できるようになっているものの、ローン借り入れ金利の優遇や財形制度の利用など、組合員に有利な条件であることは継続しています。
さて、ろうきんの魅力はその金利の低さに尽きるでしょう。住宅ローンや自動車ローンは、大手都市銀行やネット専業銀行などの低金利ローンと遜色のないほどの低さで利用できます。それはろうきんの利用者層が一般的に金融業界における「属性」の高い公務員や上場企業社員であり、ローン破綻の可能性が低いという特徴があるためです。しかし同時に借り入れの審査も厳しく、一般の勤労者では他銀行で通過してもろうきんでは審査落ちというケースも見られます。ろうきんは非営利組織ですので、借り入れ利率を高く設定する必要がない反面、安定的な経営を進めるために確実に返済できる能力のある人を主な客層としているためです。
これらのことから、ろうきんでのローン借り入れに通過した人は金融機関における信頼度が高いと判断できるのです。